筏村 > 安全祈願の祭り

安全祈願の祭り1
大沼地区の対岸(三重県)には、不動大明神を祭ってある神社があり、旧暦1月28日に行われていた筏祭りは、筏師の安全を祈願し不動明王を祭っていた。現在は、毎年2月11日(建国記念日)に行われている。
1968年(昭和42年)まで、筏組合で執行されてきたが、現在では大沼区の役員と観光筏の筏師が中心となり準備・運営を行っている。


昔は、大峰山系(大台ケ原)の前鬼の森本坊から山伏を招いていたが、現在は下尾井に住む岡田基氏が神主を努める。


もともとは、護摩を焚いて地域に住む人が安全に暮らせるよう祈願する祭儀であったが、地域に住む人のほとんどが筏師だったので、必然的に筏の安全祈願が中心になっていった。
当時、橋が無かったので、川に筏を渡して、大沼地区の人たちはそれを渡って神社までやってきた。現在では、乗合バスが運行されている。

安全祈願の祭り3

昔は、近郷近在最大の祭りであって、新宮の木材業者なども参加し、不動下の芝生には出店が立ち、芝居があり、一日中賑やかであった。また、戦前までは、この日は天下御免の博打が夜を徹して開帳されていた。子どもが翌日お金を拾いに行っていたという話しもある。

安全祈願の祭り2

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